ウェリントンの港沿いの遊歩道を歩く2人の留学生

ウェリントンの語学学校ガイド|ETC・ヴィクトリア大学の英語コースと費用、首都で留学する魅力

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編集:NZ Navigator編集部
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ニュージーランドの首都ウェリントンは、コンパクトな街の中に政府機関や大学、カフェやアートが集まる、落ち着いて英語を学ぶのに向いた街です。海と丘に囲まれて自然も身近で、ニュージーランド留学・海外留学の行き先として、オークランドとは違った魅力があります。オークランドほど日本人が多くなく、英語漬けの環境を作りやすいのも、ウェリントンで語学留学をする魅力のひとつです。

この記事では、ウェリントンで英語を学べる主な語学学校と、大学付属の英語コース、学費と滞在費の目安、学校の選び方をまとめました(2026年11月時点)。

ウェリントンで留学する魅力

  • 街がコンパクト:空港から中心部へのアクセスもよく、中心部は歩いて回れる広さで、学校・ホームステイ先・アルバイト先の移動が楽です。バスと電車も使いやすく、交通の使い方はウェリントンのバスの乗り方で紹介しています。
  • 日本人が少なめ:オークランドに比べると日本人留学生が少なく、クラスメイトや街の人と英語で話す機会が増えます。
  • 首都ならではの文化:国立博物館テ・パパ、国会議事堂ビーハイブ、映画の街ミラマーなど、無料や手頃な料金で楽しめる場所が多く、授業の後の時間も充実します。
  • カフェの街:ウェリントンはコーヒー文化で知られ、カフェでのアルバイトや、授業後の勉強場所にも困りません(カフェの街ウェリントン)。

一方で、ウェリントンは風が強く、天気が変わりやすい街でもあります。防風の上着を用意しておきましょう(ニュージーランドの天気と服装のコツ)。

ウェリントンの語学学校一覧:主な学校と英語コース

ウェリントンは、オークランドに比べると語学学校の数が多くありません。そのぶん、それぞれの学校の特徴を比べて選びやすい街です。主な選択肢は次の2つです。

ETC(English Teaching College)ウェリントン校

ETCは、ウェリントン中心部(Te Aro地区、Willis Street)に校舎がある私立の語学学校です。一般英語のコースに加えて、IELTS・ケンブリッジ英検・TOEFL・TOEICなどの試験対策や、医療職向けの英語試験(OET)にも対応しています。ウェリントンで唯一のTOEIC試験会場でもあります。

  • 評価:ニュージーランド資格庁(NZQA)の外部評価で、最も高い区分の学校と案内しています。
  • 授業時間:フルタイムは週25時間。
  • 学費(2026年・公式の料金表):週NZ$470(1〜12週)、週NZ$460(13〜24週)、週NZ$430(25〜40週)、週NZ$410(41週以上)。入学金NZ$275。
  • ホームステイ:週NZ$430(1日3食付き)、手配料NZ$370。

たとえば12週間通う場合、学費はNZ$470×12週+入学金NZ$275でNZ$5,915、ホームステイを付けると12週でNZ$5,160+手配料NZ$370がかかります。料金は変わることがあるので、申し込み前にETCの公式料金表で確認してください。

ヴィクトリア大学ウェリントンの英語コース(EAP)

ヴィクトリア大学ウェリントン(Victoria University of Wellington)の付属機関、English Language Instituteは1961年設立で、同種の機関としてはニュージーランドで最も古い歴史があります。ここのEnglish for Academic Purposes(EAP)は、大学で学ぶための英語を身につけるコースです。

  • 期間と時間:1期12週間、授業は週20時間。大学のケルバーン・キャンパスで学びます。
  • 入学時期:2月・6月・9月の年3回。
  • 入学の条件:初中級以上の英語力(IELTS 4.5、TOEFL iBT 34、Duolingo 70以上)。
  • クラスの人数:10〜15人の少人数制。
  • 修了後:修了証(Certificate of Proficiency in English)がヴィクトリア大学への入学の英語条件として使え、ほかの多くのニュージーランドの大学でもIELTS・TOEFLの代わりとして認められています。目安として、1期でIELTSのスコアが0.5ほど上がると案内されています。

大学進学を目指す人や、アカデミックな英語を学びたい人に向いた学習プログラムです。学費は公式サイトで最新の金額を確認してください。

そのほかの学校

オークランドに本校があるNZLC(New Zealand Language Centres)は、公式サイトで「オークランドとウェリントンの英語学校」と案内しています。ただし2026年11月時点で、公式サイトに掲載されている住所はオークランド校だけでした。ウェリントンで通えるかどうかは、申し込み前に学校へ直接確認しましょう。

ウェリントンで語学留学する費用の目安

費用は、学費のほかに滞在費・生活費・航空券・保険がかかります。上のETCの料金表をもとにすると、12週間(約3か月)の目安は次のとおりです。

項目12週間の目安
学費(ETC・入学金込み)NZ$5,915
ホームステイ(3食付き・手配料込み)NZ$5,530
交通費・お小遣いなど使い方による

学費と滞在費だけで約NZ$11,400(1NZドル=約90円で約103万円)になります。生活費の全体像はニュージーランドの物価、ホームステイの暮らしはホームステイのガイドも参考にしてください。費用を抑えたい人は、ニュージーランドの安い語学学校の記事で他都市の学費とも比べてみましょう。

ビザと通える期間

  • 3か月以内:観光と同じ扱いで入国(日本国籍はビザ免除、NZeTAの申請が必要)し、12か月のうち3か月まで学校に通えます。
  • ワーキングホリデー:働きながら、一定期間学校に通うこともできます。ワーホリ全体の流れはワーキングホリデー完全ガイドへ。
  • 3か月を超えて学ぶ:学生ビザが必要です。学校から入学許可をもらってから申請します。

ウェリントンの語学学校の選び方

  1. 目的で選ぶ:日常会話や仕事で使う英語ならETCのような語学学校の一般英語、大学進学ならヴィクトリア大学のEAPが近道です。
  2. 試験対策の有無:IELTSやケンブリッジ英検のスコアが必要なら、試験対策コースのある学校を選びます。英語試験の勉強法はIELTSのガイドで紹介しています。
  3. 期間と費用:長く通うほど週の学費が下がる学校もあります。総額で比べましょう。
  4. サポート体制:住まいの手配やアクティビティなど、留学生へのサポートの内容も学校によって違います。入学前に確認しておくと安心です。
  5. 相談先:学校の比較や手続きに不安があれば、留学エージェントの無料相談を使う方法もあります(留学エージェントの比較)。

ほかの都市も候補にしている人は、オークランドの語学学校やクライストチャーチの語学学校と比べてみてください。

ウェリントンの語学学校のよくある質問

Q. ウェリントンとオークランド、語学留学ならどちらがいいですか?
学校の数や仕事の多さならオークランド、英語漬けの環境や落ち着いた暮らしならウェリントンが向いています。都市の比較は主要3都市の比較で詳しく紹介しています。

Q. 高校生でも留学できますか?
高校生の留学は、語学学校よりも現地の高校に通う方法が一般的です。ニュージーランド高校留学ガイドで詳しく解説しています。

Q. 英語が初心者でも通えますか?
語学学校の一般英語は、初級から上級までレベル別のクラスがあるのが一般的です。ヴィクトリア大学のEAPはIELTS 4.5以上が条件なので、初心者はまず語学学校から始めましょう。

まとめ

ウェリントンは、コンパクトで日本人が少なく、英語に集中しやすい首都です。一般英語や試験対策ならETC、大学進学を目指すならヴィクトリア大学のEAPが主な選択肢です。12週間の学費とホームステイで約NZ$11,400が目安なので、生活費や保険も含めて予算を立て、早めに学校へ問い合わせましょう。

※本記事の情報は2026年11月時点のものです。学費・コースの内容は変わることがあるので、最新の情報は各学校の公式サイトでご確認ください。

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